こんにちは、トレーナーの朽木です。

 

ようやく空梅雨を脱出しましたね。

ジメジメとして、非常に梅雨らしい気候になってきました。

この様な天候になってくると、もうすぐ夏本番が近づいているのを感じさせられます。

 

 

さて、今日のタイトルは意味が分からない方が多いのではないでしょうか？

ここ何回かに分けてお話しさせていただいた猫背のお話に近いですが

今回はもっと姿勢や不具合の原因となるような部分のお話です。

 

丸い背中シリーズはこちらから！　→　丸い背中脱却！パート１

　　　　　　　　　　　　　　　　　　丸い背中脱却！パート２

　　　　　　　　　　　　　　　　　　丸い背中脱却！パート３

 

 

いきなりですが

亀の甲羅って人間の身体でいうと、どの部分にあたるかご存知ですか？

 

亀の甲羅は

 

人間でいえば胸郭、要するに肋骨です。

 

普段私達の胸郭は非常によく動いています。

大きな動きではありませんがたえず動くことで

人間の滑らかな動きを作り出しています。

 

亀の肋骨はガッチガチに硬いんです。

とても動きなんて出ません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

肋骨の動きが出ないので、歩くときも大変です。

身体をねじる事は当然できないので、手足の筋力で歩いていきますよね。

 

私達人間があんな生活をしていたらどうなるでしょう？

 

きっと腕も脚もムッキムキになりますよね。

 

 

私達も肋骨周りが硬くなってしまうと

亀と同じような事になってしまうかもしれません！！

 

 

肋骨は籠のような形をしていてがっちりとした一つの塊にも見えますが

本当は意外と複雑な動き方もしています。

 

この動きが損なわれるような事になると

亀のような身体へ一直線です。

 

歩く歩幅も小さくなり

手足の筋肉は、それはそれはたくましくなってしまうでしょう。

 

 

今回は何回かに分けて

亀の甲羅をまとわない為のエクササイズと情報をご紹介したいと思います。

 

今日は胸郭と股関節のストレッチを行っていきましょう。

 

 

 

まずは横向きで寝た姿勢になります。

両膝を前へ曲げておきましょう。

しっかりと前へ持ち上げておくと腰の負担が減ります。

下になっている腕は前へ伸ばしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこから上の手で下になっている足の足首を持ちましょう。

そのまま足を後ろへ持っていきながら、胸を天井へ向けていきます。

今まで前に伸ばしていた下の手を膝の上に置きましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腰がそらないように

上の足はしっかりと前へ持ち上げておきましょう。

 

このままストレッチをしながら深呼吸を繰り返しましょう。

辛い体勢で呼吸を忘れてしまいがちなので

意識してゆっくりと行いましょう。

 

 

時間は３０秒～１分間。

もちろん反対も同じように行います。

ゆっくりと深呼吸をしているとだんだんと身体が緩んできます。

 

食べ物のプレッツェルに似ているので

 

名前はそのまま「プレッツェルストレッチ」と言います(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体をねじる動きに加えて

足の付け根から太ももの前をストレッチします。

自然と歩き方もスムーズになるでしょう。

 

少し複雑なストレッチですが、是非お試しください！

 

 

朽木

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